悪循環の中で・・・
前回の記事のような背景で家族の負担が増えたため、介護を施設などに委託する流れができ、スタッフに専門性を求める声が高まったため、1987年に「社会福祉士及び介護福祉法」が制定され、介護福祉士が誕生したのです。
しかし、介護福祉士は業務の過酷さで腰などを痛めてしまったり、大変さに見合った収入が得られないなどの理由で離職率の多い職種でもあります。
離職率が多いので、残った人たちでシフトを組まなければならず、ますます負担が大きくなるという悪循環になっています。
それで、フィリピンとEPA(経済連携協定)を結び、フィリピン共和国の国家資格を持った介護福祉士600人を日本に呼び、日本の介護福祉士の資格を取ったのち施設などで働いてもらうことになりました。
この協定の締結で現在、介護福祉士として働いている人たちの負担軽減と人手不足によって落ちていたサービスの質が向上することが期待されています。